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ポートフォリオ作成コラム ポートフォリオ設計

制作物が見やすい大きさで載っていること

たくさんの作品を1ページに小さく並べると、一見にぎやかで充実して見えます。けれども見る側は、細部が分からず「頭の中で拡大してみると、実は中身が少ないのでは」と感じることがあります。作品は、デザインの細部まで確かめられる大きさで載せる。必要なら部分を拡大した画像を添える。それだけで作品の質がまっすぐ伝わります。

重要度(10段階)

6/ 10

31の観点の中では中くらいの重さですが、見る人の負担に直結する観点です。できていないと評価が下がる「減点」の観点です。

なぜ重要なのか

1. 小さい作品からは、スキルが読み取れない

文字の組み方や余白の取り方、色の使い方など、デザインの質は細部に表れます。作品が小さいと、そうした細部を確かめられず、せっかくのスキルが伝わりません。

2. 小さく並べると「ごまかしている」ように見えることも

作品を小さくたくさん並べると、密度があるように見えます。ただ、一つひとつの完成度が高くないのに小さく載せていると、見る側は何かをごまかしているように感じることがあります。作品の数より、一つひとつの見え方を大切にしましょう。

3. 大きすぎても、全体が見えない

反対に、作品を紙面いっぱいに拡大しすぎて一部が切れていたり、画像が粗くなっていたりすると、作品の全体像が分かりません。全体が見える大きさと、細部が分かる拡大の両方があると理想的です。

極端に小さく、または大きく掲載している実績がなく、適切なサイズで制作物を掲載している。

キャリアアドバイザーの確認観点(AIポートフォリオチェック「制作物が見やすい大きさで掲載されている」)

NG例とOK例を比べる

NG例作品を小さく並べすぎている

見本(架空の作品)。作った数を見せようとして、すべてを小さく並べた形。
  • 12点のバナーが切手ほどの大きさで、デザインの細部がまったく見えない。
  • 数は多く見えるが、一つひとつの質が判断できない。
  • 紙面の大部分が余白で、作品を見せる場所を活かせていない。

OK例全体が見える大きさ+細部の拡大

見本(架空の作品)。代表の1サイズを大きく見せ、細部の拡大を添えている。
  • 代表のバナーを紙面の大部分を使って載せていて、全体の印象が伝わる。
  • 文字組みやボタンの余白を拡大して添え、細部のこだわりまで確かめられる。
  • 8サイズすべてを小さく並べるのではなく、代表の1サイズに絞っている。

ここが違う

  1. 作品の大きさNG例12点を切手ほどの大きさで並べるOK例代表の1点を紙面の大部分で見せる
  2. 細部NG例文字組みや余白が見えないOK例文字組み・ボタンの余白を拡大して添える
  3. 紙面の使い方NG例大部分が余白のままOK例紙面を作品に使い、ほかのサイズは代表に絞る

同じシリーズの作品が多い場合は、代表作を1〜2点大きく見せ、残りは「ほか6サイズ」のように一覧で添える形がおすすめです。数と質の両方が伝わります。

作品の大きさの目安

代表の作品紙面の半分以上全体の印象が伝わる大きさで
細部部分を拡大して添える文字組み・ボタン・質感など、見てほしいところ
シリーズ作品代表1〜2点+残りは一覧一覧にも「全8サイズ」など数を添える
拡大しすぎ作品が切れない・粗くならない全体が見える大きさを優先する

まとめ

作品の大きさは、作品への自信の表れとして受け取られます。見てほしい作品ほど大きく載せ、細部は拡大で見せる。この2つを意識してみましょう。

  1. 代表の作品が、細部まで確かめられる大きさで載っているか
  2. 作品を小さく並べすぎているページがないか
  3. 拡大しすぎて作品が切れたり粗くなったりしていないか

整えたら、AIポートフォリオチェックで制作物が見やすい大きさで伝わっているか確かめてみてください。

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