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ポートフォリオ作成コラム ポートフォリオ設計

制作実績が中心で、プロフィールが簡潔なこと

ポートフォリオでは、応募先に伝えたい強みと、それを裏づける作品にすぐたどり着けることが大切です。プロフィールには、職種、経験、得意領域など、作品を理解するために必要な情報を簡潔にまとめましょう。自己紹介の分量や配置に、共通の正解はありません。冒頭に短い紹介を置く構成や、巻末に経歴をまとめる構成など、作品の見せ方に合わせて選んでください。

重要度(10段階)

8/ 10

31の観点の中でも上位に入る、重めの観点です。できていないと評価が下がる「減点」の観点です。

なぜ重要なのか

1. 採用担当者が知りたいのは「何ができる人か」

ポートフォリオを開いた採用担当者がまず確かめるのは、仕事で何を任せられるかです。プロフィールや自己紹介のページが多いと、肝心の制作実績にたどり着くまでに時間がかかり、印象も薄まってしまいます。

2. 自己紹介は、応募先に伝える目的に合わせて選ぶ

趣味や私生活の情報を、無理に載せる必要はありません。一方、関心のある領域や継続的な活動が、専門性や制作の背景を伝える場合は、簡潔に紹介できます。掲載するかは、その情報が作品の理解や応募先との接点につながるかで判断しましょう。長い自己紹介によって、代表作を探しにくくしないことが大切です。

3. 制作への姿勢を、短く添えるのも効果的

デザインで大切にしていることを、プロフィールに短く添えるのも効果的です。「使う人の迷いを減らす設計を心がけています」など、制作への姿勢を自分の言葉で伝えましょう。掲載作品での具体的な工夫と結びついていると、より伝わりやすくなります。

内容の割合が、実績9割・プロフィール1割程度になっており、自己主張しすぎていない。

キャリアアドバイザーの確認観点(AIポートフォリオチェック「制作実績を中心に、プロフィールが簡潔にまとめられている」)

NG例とOK例を比べる

NG例自己紹介や仕事以外の作品が大きい

見本(架空の作品)。自分らしさを伝えようとして、仕事以外のページが増えてしまった形。
  • 表紙の次に自分の写真が全面に載っていて、作品よりも本人が目立っている。
  • 趣味・友人の結婚式の招待状・学生時代のデッサンなど、仕事以外の内容が作品より前に並んでいる。
  • 仕事の作品にたどり着くのが7ページ目で、何ができる人かが分かるまでに時間がかかる。

OK例作品が中心で、プロフィールは最後に1ページ

見本(架空の作品)。作品が大部分を占め、プロフィールは最後にまとめている。
  • 24ページ中、プロフィールは最後の1ページだけ。作品が主役になっている。
  • プロフィールには職種・経験年数・得意分野・使用ソフトなど、仕事につながる情報を絞って載せている。
  • 「使う人の迷いを減らす設計を大切にしています」のような、仕事への姿勢が分かる一言を短く添えている。

ここが違う

  1. プロフィールの量NG例表紙の次に本人の写真が全面OK例最後の1ページだけ
  2. 載せる内容NG例趣味・招待状・学生時代のデッサンOK例職種・経験年数・得意分野・使用ソフト
  3. 仕事の作品NG例7ページ目からOK例作品が主役で、最初から並ぶ

仕事以外の作品が得意分野の証明になる場合(イラストレーター志望のイラストなど)は、仕事の作品と同じように扱ってかまいません。その場合も、制作の目的や条件を書き添えましょう。

プロフィールに載せることの目安

名前・職種UIデザイナー/Webデザイナーいまの職種と、希望する職種
経験デザイン経験 6年(事業会社 4年、制作会社 2年)年数と、どんな環境で働いてきたか
得意分野ECサイト・アプリのUI設計、購入導線の改善作品と結びつく言葉で
使用ソフトFigma, Illustrator, Photoshop実務で使えるものに絞る
大切にしていること使う人の迷いを減らす設計を大切にしています仕事につながる一言。1〜2行で

まとめ

プロフィールは、作品を見て興味を持った人が最後に確かめる場所です。作品で「できること」を見せ、プロフィールで「どんな人か」を短く補う。この順番と割合を意識すると、ポートフォリオ全体の説得力が上がります。

  1. プロフィールは全体の1割(1〜2ページ)ほどに収まっているか
  2. 趣味や個人的な情報より、仕事につながる情報を優先的に載せているか
  3. 仕事以外の作品が、仕事の作品より目立っていないか

整えたら、AIポートフォリオチェックで制作実績が中心の構成になっているか確かめてみてください。

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