ポートフォリオ作成コラム ポートフォリオ設計
ページごとのレイアウトに一貫性があること
ポートフォリオのレイアウトは、すべてのページで同じにする必要はありません。作品を大きく見せるページ、複数の画像を並べるページ、制作の背景を説明するページなど、内容に合わせて見せ方を変えましょう。大切なのは、複数のレイアウトに共通のルールがあることです。文字の階層、余白、情報のまとめ方などを整え、ページの役割に応じてパターンを使い分けると、変化がありながらも読みやすいポートフォリオになります。
重要度(10段階)
8/ 10
31の観点の中でも上位に入る、重めの観点です。できていないと評価が下がる「減点」の観点です。
なぜ重要なのか
1. 見る人が「次にどこを見ればよいか」迷わない
共通のルールがあると、見る人は最初の数ページで読み方を覚え、あとは作品に集中できます。ページごとにタイトルの位置や文字の階層が違うと、そのたびに情報を探す手間がかかり、少しずつ疲れてしまいます。
2. 配慮をレイアウトに落とし込む力が伝わる
デザイナーの仕事は、見た目を整えるだけでなく、情報を相手に届く形に整理することです。ポートフォリオ全体でルールが守られていると、その力をポートフォリオそのもので示せます。
3. 作品どうしを比べやすくなる
同じ位置に同じ種類の情報があると、作品どうしを比べながら見られます。担当範囲や成果を横並びで確かめられるので、得意分野や成長の流れも伝わりやすくなります。
レイアウト・テンプレートのルールが統一されている。見る人が、知りたい情報にアクセスしやすい構成になっている。
キャリアアドバイザーの確認観点(AIポートフォリオチェック「ページごとのレイアウトや情報の見せ方に一貫性がある」)
NG例とOK例を比べる
NG例ページごとに配置がばらばら
- p.3タイトルは左上
- p.7中央・色が違う
- p.11タイトルが右下
- タイトルの位置が左上・中央・右下とページごとに変わり、毎回探す必要がある。
- 作品と説明の置き場所に決まりがなく、どこを読めばよいか迷う。
- タイトルの色や太さも違い、同じ人のポートフォリオとしてのまとまりが感じられない。
OK例共通のルールで情報の位置がそろっている
- p.3ECアプリ
- p.7LP制作
- p.11Webバナー
- 左上にタイトル、左に作品、右に説明という共通のルールで作られている。
- 2ページ目からは読み方が分かるので、見る人は作品そのものに集中できる。
- 説明の項目(担当・期間・成果など)も同じ順番で、作品どうしを比べやすい。
ここが違う
- タイトルの位置NG例左上・中央・右下とページごとに変わるOK例どのページも左上
- 作品と説明NG例左右が入れ替わるOK例置き場所のルールを決めている
- 見た目と項目NG例タイトルの色・太さがばらばらOK例共通のルール・同じ順番の項目
作品を大きく見せるページ、複数の画像を並べるページ、制作の背景を説明するページなど、ページの役割に応じてパターンを使い分けてもかまいません。そのときも、タイトルの位置、文字の階層、余白、説明の項目の順番といった共通のルールは守りましょう。変化がありながらも、読みやすいポートフォリオになります。
そろえておきたいルール
| タイトル | 左上/同じ大きさ・同じ色案件名と職種カテゴリをセットで |
|---|---|
| 作品画像 | 紙面の左側(または上側)並べ方は作品に合わせて変えてもよい |
| 説明 | 紙面の右側(または下側)項目の順番を固定する(例:制作物→役割→期間→成果) |
| ページ番号 | 右下目次と対応させる |
| 文字の大きさ | 見出し・本文・注記の3段階ページごとに増やさない |
| ページのパターン | 役割ごとに2〜3種類作品を大きく見せる・複数の画像を並べる・制作の背景を説明する など |
まとめ
一貫したレイアウトは、見る人の負担を減らすための仕組みです。最初に共通のルールを決め、ページの役割に応じたパターンをいくつか用意してみましょう。見直すときは、次の3つを確かめてみてください。
- タイトルの位置・大きさ・色がどのページも同じか
- ページのパターンごとに、作品と説明の置き場所が決まっているか
- 説明の項目が同じ順番で並んでいるか
整えたら、AIポートフォリオチェックでページごとの一貫性が伝わっているか確かめてみてください。