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リファレンス 見せ方

作品の撮り方・モックアップのガイド

印刷物・パッケージ・グッズは、データの画像だけでは仕上がりが伝わりません。実物があれば写真に撮り、まだ形になっていないものはモックアップで使われる姿を見せます。ここでは、スマートフォンでもできる撮り方と、モックアップを使うときの注意をまとめました。

まず決めること

1つの作品で、全体・細部・使われ方の3つを見せるのが基本です。全体で何を作ったか、細部で仕上げの丁寧さ、使われ方で大きさや実際の場面が伝わります。

  1. 全体(1枚)作品の全体がまっすぐ、四隅まで入った写真。
  2. 細部(1〜2枚)文字組み・加工・素材など、こだわったところの寄り。
  3. 使われ方(1枚)手に持つ・棚に並ぶ・壁に貼るなど、使われる場面。

実物を撮る

ポイントやり方
光窓ぎわの明るい日かげで撮ります。直射日光は強い影が出るので、レースのカーテン越しに。夜は同じ色のライトを左右から2つ当てると、影がやわらぎます。
背景白かグレーの無地の紙(画用紙・模造紙など)を敷きます。作品より目立つ柄や、部屋のものが写り込まないようにします。
角度全体は真正面(平面の作品は真上から)。立体は斜め45度。使われ方は、手に持つ・置くなど、大きさが分かる形で。
スマートフォンで十分画面の端はゆがみやすいので、少し離れて2倍で撮ります。グリッドの線を出して水平をそろえ、白い部分が飛ばないよう明るさを少し下げます。
撮ったあと直すのは、傾き・明るさ・白の色(ホワイトバランス)だけ。作品の色そのものは変えません。写真ごとの余白と向きをそろえます。

作品ごとに撮るカット

作品全体細部使われ方
チラシ・ポスター正面の全体(まっすぐ・四隅まで)文字組みや紙の質感の寄り壁に貼る・手に持つなど、使われる場面
冊子・パンフレット表紙と、見開きを数ページ本文の文字組み・図版の寄り開いて机に置いた状態、斜めから厚み
パッケージ正面・側面・背面(展開図もあれば)ロゴ・表示・加工(箔・型抜き)の寄り棚に並べた・手に持った状態、斜め45度の立体
グッズ・雑貨全体(正面と裏)印刷・刺しゅう・素材の寄り身につける・使う場面、大きさが分かるもの
名刺・ショップカード表と裏を並べて紙・加工の寄り手に持った状態

モックアップを使う

実物がない(印刷されていない・まだ発売前)デザインや、画面のデザインは、モックアップ(実際に使われる姿に重ねた画像)で見せます。

選び方

  • 作品と同じ縦横比・同じ種類のもの(チラシならチラシ、缶なら缶)。
  • 作品より背景や小物が目立たない、落ち着いたもの。
  • 実際に使われる場面に近いもの(パッケージなら売り場、アプリならスマートフォン)。

使うときの注意

  • モックアップの素材にも利用条件があります。商用やポートフォリオへの掲載ができるか、クレジットが必要かを確かめます(ライセンス確認リスト)。
  • 購入前の見本(透かし入り)のまま使わない。
  • 実物があるように見せない。説明に「モックアップ(イメージ)」と書き、実際に印刷・発売されたかどうかは分けて書きます。
  • 画面のデザインは、スクリーンショットをそのまま大きく見せるのが基本。端末の枠は控えめに。

やりがちな失敗

  • 背景に部屋のものや柄が写り込み、作品が目立たない。
  • 照明が映り込んで、文字や色が見えない。
  • 作品が写真の中で小さく、細部が分からない。
  • モックアップばかりで、作品そのものがよく見えない。
  • 画面と実物で色が大きく違う(白の色を直していない)。

ポートフォリオへの載せ方

1作品のページで、全体を大きく → 細部 → 使われ方の順に並べます。写真の下に「実物の写真」「モックアップ」と書き分けると、見る人が迷いません。重くなりすぎないよう、書き出しの設定も確かめましょう(書き出し設定の早見表)。

撮る前のチェックリスト

  1. 1作品につき、全体・細部・使われ方の3つを撮るか
  2. 明るい日かげ(またはライト2つ)と、無地の背景を用意したか
  3. 撮ったあとに直すのは、傾き・明るさ・白の色だけにしたか
  4. モックアップの利用条件を確かめ、「モックアップ」と書き分けたか

写真を載せたら、AIポートフォリオチェックで、大きさや画像の鮮明さを確かめてみてください。

載せる作品をつくるところからなら、デザイン制作ツールキット も利用できます。

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