← コラム一覧へ戻る

ポートフォリオ作成コラム ポートフォリオ設計

目次や見出しで全体の構成が分かること

採用担当者は、あなたの作品だけでなく、多くの応募者のポートフォリオに目を通しています。一つひとつに集中して見られる時間は限られるため、全体の構成や、いまどこを見ているかが分かる工夫が大切です。目次や作品一覧を設けたり、カテゴリや案件ごとに見出しを付けたりして、見たい作品にスムーズにたどり着けるポートフォリオにしましょう。

重要度(10段階)

6/ 10

31の観点の中では中くらいの重さですが、見る人の負担に直結する観点です。できていると評価が上がる「加点」の観点です。

なぜ重要なのか

1. 見る側の集中力は、長く続くとは限らない

作品が続くと、見る側も集中力を保ちにくくなります。目次や見出しで全体の構成や作品の区切りを示すと、内容を把握しやすくなり、見たい作品にもスムーズにたどり着けます。

2. 全体像から、対応できる領域が伝わる

目次に「グラフィック」「Web」「パッケージ」のようなカテゴリが並んでいると、作品を見る前から対応できる領域の広さが伝わります。「化粧品と飲料」のように業種で分けても、得意分野が伝わります。

3. 見たいところから見てもらえる

採用担当者によって、見たい作品は違います。Webの人材を探している人はWebの作品から、パッケージを探している人はパッケージから見たいものです。目次があれば、それぞれが必要なページへ直接進めます。

ポートフォリオの全体像や現在地が分かるような気遣いがある。目次や資料構成の全体像、小見出しなどが書かれており、見たいところを見られる作りになっている。

キャリアアドバイザーの確認観点(AIポートフォリオチェック「目次や見出しなどがあり、ポートフォリオ全体の構成が分かりやすい」)

NG例とOK例を比べる

NG例作品が区切りなく続き、現在地が分からない

見本(架空の作品)。作品を作った順に並べただけの形。
  • 目次がなく、どんな作品が何点あるのかが最後まで見ないと分からない。
  • Web・パッケージ・広告が順不同で混ざり、得意分野がつかみにくい。
  • 見出しのページがないため、いまどこを見ているかが分からない。

OK例冒頭に目次、カテゴリごとに見出しページ

見本(架空の作品)。冒頭の目次ページ。作品をカテゴリで分け、ページ番号も添えている。
  • 作品をWebサイト・アプリ UI・広告・パッケージのカテゴリで分けていて、対応できる領域がひと目で分かる。
  • ページ番号があり、見たい作品へ直接進める。
  • 各カテゴリの最初に見出しのページを挟み、いまどのカテゴリを見ているかが分かるようにしている。

ここが違う

  1. 目次NG例ないOK例冒頭に目次とページ番号
  2. 作品の並びNG例Web・パッケージ・広告が順不同OK例カテゴリごとにまとめる
  3. 現在地NG例見出しのページがなく分からないOK例カテゴリの最初に見出しのページ

作品が5点ほどで構成がシンプルな場合は、無理に目次を付ける必要はありません。作品そのものの質が高ければ、続けて見ても飽きないこともあります。作品が多いときほど、目次と見出しの効果が大きくなります。

構成の作り方

カテゴリ分けWebサイト/アプリ UI/広告・販促/パッケージ媒体か業種で3〜5つに分ける
目次表紙の次の1ページ作品名・制作年・ページ番号を並べる
見出しページ各カテゴリの最初カテゴリ名と、含まれる作品の数
ページ番号すべてのページの右下目次の番号と対応させる
並べる順番得意分野・応募先に近いカテゴリから応募先に合わせて入れ替えてもよい

まとめ

目次と見出しは、見る人を最後まで案内するための地図です。作品が多いほど効果が大きいので、まずはカテゴリ分けから始めてみましょう。見直すときは、次の3つを確かめてみてください。

  1. 作品をカテゴリで分けているか
  2. 冒頭に目次があり、ページ番号と対応しているか
  3. カテゴリの区切りが分かる見出しがあるか

整えたら、AIポートフォリオチェックで全体の構成が伝わっているか確かめてみてください。

あわせて利用できるツール・ガイド

← コラム一覧へ戻る