ポートフォリオ作成コラム ポートフォリオ設計
ページのタイトルで何の案件かがすぐ分かること
採用担当者は、ページをめくりながらタイトルで内容を判断し、じっくり見るページを選んでいます。「Project 03」「Works」のようなタイトルでは、作品を見るまで何の案件か分かりません。何を・何のために作ったのかが分かるタイトルを付けるだけで、必要な情報に素早くたどり着けるポートフォリオになります。
重要度(10段階)
6/ 10
31の観点の中では中くらいの重さですが、見る人の負担に直結する観点です。できていないと評価が下がる「減点」の観点です。
なぜ重要なのか
1. タイトルは、見るページを選ぶ手がかり
採用担当者は、多くのポートフォリオを短い時間で確認します。タイトルで「これはECアプリの案件だ」と分かれば、自社の仕事に近い作品を優先して見られます。タイトルが内容を表していないと、その手がかりがなくなります。
2. 必要なことにすぐアクセスできる作りは歓迎される
欲しい情報にすぐたどり着けるポートフォリオは、それだけで見る人への配慮が伝わります。「分かりやすいタイトルを付けられる」こと自体が、情報を整理する力の表れです。
3. 面接や社内の共有でも話題にしやすい
ポートフォリオは、採用担当者から現場のデザイナーやマネージャーに共有されることもあります。「ECアプリのリニューアルのページ」と呼べるタイトルがあると、社内での話もスムーズに進みます。
ページに分かりやすいタイトルが書いてあり、何の案件なのかが一目ですぐに分かる。
キャリアアドバイザーの確認観点(AIポートフォリオチェック「各ページのタイトルから、どの案件・作品なのかがすぐ分かる」)
NG例とOK例を比べる
NG例タイトルだけでは何の案件か分からない
- 03Project 03
- Works2025
- SPRING— 春を感じるデザイン —
- 「Project 03」「Works」では、作品を見るまで何の案件か分からない。
- 「SPRING」のようなキャッチコピーは雰囲気は伝わるが、何を作ったのかが分からない。
- 職種カテゴリがなく、自社の仕事に近い作品を探しにくい。
OK例案件名と制作物の種類が分かる
- WORKS 03アパレルECアプリのリニューアルUI/UX デザイン
- WORKS 05オーツミルク定期便のLP制作Webデザイン
- WORKS 06島めぐりキャンペーンのWebバナー(全8サイズ)広告・バナー
- 何の(アパレルEC・オーツミルク定期便)と何を作ったか(アプリ・LP・バナー)がセットになっている。
- 右側に職種カテゴリがあり、得意分野ごとに探しやすい。
- 「全8サイズ」のように、制作の規模もタイトルで伝えている。
ここが違う
- タイトルNG例「Project 03」「Works」OK例何の案件で、何を作ったか(アプリ・LP・バナー)
- キャッチコピーNG例「SPRING」だけOK例規模(全8サイズ)までタイトルで
- 職種カテゴリNG例ないOK例右側にカテゴリ
英語や印象的なコピーを使いたい場合は、小さく案件名を添えれば両立できます。たとえば「SPRING ― 洋菓子店の春限定パッケージ」のように、飾りのタイトルと説明のタイトルを並べてみましょう。
タイトルの付け方のひな形
| 基本の形 | 〈何の〉+〈何を〉+〈どうした〉例:アパレルECアプリのリニューアル |
|---|---|
| 制作物の種類 | LP/アプリ UI/バナー/パッケージ/誌面ひと目で媒体が分かる言葉を入れる |
| 規模 | (全8サイズ)(12ページ)数が多い案件は、かっこで添える |
| 社名を出せない場合 | 飲料メーカーのキャンペーンサイト業種+制作物で表す |
| 職種カテゴリ | UI/UX デザイン・Webデザイン・広告タイトルの横か上に小さく |
まとめ
タイトルは、見る人がポートフォリオの中を移動するための道しるべです。すべての作品ページのタイトルを並べてみて、それだけで作品の中身が分かるか確かめてみましょう。
- タイトルに案件の内容(何の・何を)が入っているか
- 制作物の種類(LP・アプリ・バナーなど)が分かるか
- 飾りのタイトルだけになっているページがないか
整えたら、AIポートフォリオチェックで各ページのタイトルが伝わっているか確かめてみてください。