ポートフォリオ作成コラム 提出品質チェック
作品数・ページ数がちょうどよく整理されていること
作品をたくさん載せれば実力が伝わる、とは限りません。採用担当者は多くの応募者のポートフォリオを限られた時間で見ています。80ページを超えるPDFは、最後まで見てもらえないことも少なくありません。PDFなら20〜30ページ、多くても40ページ以内。作品を厳選し、短い時間でも強みが伝わる分量に整理しましょう。
重要度(10段階)
7/ 10
31の観点の中では中くらいの重さですが、見る人の負担に直結する観点です。できていないと評価が下がる「減点」の観点です。
なぜ重要なのか
1. 採用担当者の時間は限られている
採用担当者は、一人ひとりのポートフォリオにかけられる時間が限られています。ページ数が多すぎると、見る側の負担が大きく、肝心の代表作にたどり着く前に閉じられてしまうこともあります。
2. 絞り込むこと自体が、編集の力の証明になる
どの作品を載せ、どれを外すか。その判断には、自分の強みを客観的に理解する力が表れます。厳選された作品が並んでいるポートフォリオは、それだけで「情報を整理できる人」だと伝わります。
3. 幅広い実績は、カテゴリごとの見出しページで分けて見せる
Webやパッケージなど複数の分野の実績がある場合は、対応できる領域の広さも強みになります。ファイルを分けるのではなく、カテゴリごとに見出しのページを設けて分けましょう。見る側は、見たい分野の作品にすぐたどり着けます。その場合も、全体のページ数は目安の範囲に収めることが大切です。
掲載しているページ数または作品数が、読みやすいちょうどいい分量である。具体的にはPDFで20〜30ページ程度が望ましく、多くても40ページ以内に収めるのが好ましい。
キャリアアドバイザーの確認観点(AIポートフォリオチェック「作品数・ページ数が見やすく整理されている」)
NG例とOK例を比べる
NG例作ったものをすべて載せて、86ページに
- PORTFOLIOp.1表紙
- p.2バナー
- p.3バナー
- p.4バナー
- p.5バナー 12点
- p.6Web
- p.7〜86まだ続く
80ページ
- 全86ページあり、目安の40ページを大きく超えている。
- 似たバナーが何ページも続き、代表作がどれか分からない。
- 作品の数を優先していて、一つひとつの説明が薄くなっている。
OK例24ページに厳選し、分野ごとに整理
- PORTFOLIOp.1表紙
- CONTENTSp.2目次
- WEBp.3Webサイト
- p.4LP制作
- p.5LP制作の説明
- p.6〜23分野ごとに続く
作品 7点 - p.24プロフィール
- 全24ページで、目安の20〜30ページに収まっている。
- 作品を8点に厳選し、1作品を2〜3ページでじっくり見せている。
- 分野ごとの見出しのページがあり、ページ数のわりに迷わず見られる。
ここが違う
- ページ数NG例86ページOK例24ページ
- 作品の選び方NG例似たバナーが何ページも続くOK例8点に厳選
- 1作品の見せ方NG例説明が薄いOK例1作品を2〜3ページで、分野ごとに見出し
Webサイトのポートフォリオの場合は、作品の一覧やサムネイルが見やすく整理されていれば、作品の数が多くても問題ありません。見る人が必要なものを選べることが大切です。
分量の目安
| PDFのページ数 | 20〜30ページ多くても40ページ以内 |
|---|---|
| 作品の数 | 8〜12点1作品2〜3ページで、説明とプロセスも |
| 分野が多い場合 | カテゴリごとに見出しのページを設ける例:Web・パッケージ。全体のページ数は目安の範囲に収める |
| 似た作品 | 代表1点+「ほか○点」シリーズはまとめて見せる |
| Webのポートフォリオ | 一覧・サムネイルを見やすく整理されていれば作品が多くてもよい |
まとめ
ポートフォリオの分量は、見る人の時間への配慮です。「この作品は、自分の強みを伝えるのに必要か」を問いながら、作品を絞り込んでみましょう。見直すときは、次の3つを確かめてみてください。
- PDFが20〜30ページ(多くても40ページ以内)に収まっているか
- 似た作品が何ページも続いていないか
- 分野が多い場合、カテゴリごとの見出しのページで整理できているか
整えたら、AIポートフォリオチェックで作品数・ページ数が整理されているか確かめてみてください。