ポートフォリオ作成コラム 提出品質チェック
ダミー画像や仮テキストが意図せず残っていないこと
「ここにキャッチコピーが入ります」「テキストテキストテキスト」「NO IMAGE」。制作の途中で使う仮の素材が残ったままの作品は、完成品として見てもらえません。完成した実績は差し替えてから載せ、検討段階の資料を見せたいときは「ワイヤーフレーム」などと明記する。この区別が、作品を安心して見てもらうための前提になります。
重要度(10段階)
10/ 10
AIポートフォリオチェックが確かめる31の観点のうち、最も重い「重要度10」の1つです。できていないと評価が下がる「減点」の観点です。
なぜ重要なのか
1. 実績として見せるなら、完成品として振る舞う
ポートフォリオに載せた作品は、「こういう仕事ができます」という実績として見られます。ダミーが残っていると、完成していない作品、あるいは確認が足りない作品と受け取られます。実績として見せたいなら、完成品の状態で載せましょう。
2. 提案力を見せるラフなら、ダミーのままでよい
提案の過程を見せるためのラフやワイヤーフレームなら、ダミーの画像や文字のままで問題ありません。大切なのは、それが検討段階の資料だと見る人に伝わることです。「ワイヤーフレーム」「ラフ案」と一言添えるだけで、意図がはっきりします。
3. 細部の確認力が伝わる
仮の素材の差し替え漏れは、実務でもそのまま公開事故につながります。ポートフォリオの隅々まで仕上がっていると、細部まで確認できる人だと伝わります。
ダミーの画像、テキストのままになっていない。
キャリアアドバイザーの確認観点(AIポートフォリオチェック「ダミー画像や仮テキストが意図せず残っていない」)
NG例とOK例を比べる
NG例仮の画像・文字が残ったまま
- 制作物
- LP
- 担当領域
- デザイン
- 使用ソフト
- Figma
- 画像が「NO IMAGE」の灰色の枠のままになっている。
- 見出しや説明が「キャッチコピーが入ります」「テキストテキスト」のまま。
- 検討段階の資料だという説明もなく、完成品なのか途中なのかが分からない。
OK例完成品は差し替え済み、ラフは段階を明記
もっと軽やかに。 初回お試しセット
左 公開した完成デザイン右 情報の順番を決めたワイヤーフレーム(文字・画像は仮)
- 完成品はコピーも写真も本番のものに差し替えてある。
- ワイヤーフレームには「検討段階」と明記していて、仮の文字が意図したものだと分かる。
- 説明に「文字・画像は仮」とあり、見る人が迷わない。
ここが違う
- 画像NG例「NO IMAGE」の灰色の枠のままOK例本番の写真に差し替え済み
- 文字NG例「テキストテキスト」のままOK例本番のコピーに差し替え済み
- 途中の資料NG例説明がなく、完成品か分からないOK例「検討段階」「文字・画像は仮」と明記
公開前に案件が止まってしまい、完成品がない場合もあります。そのときは「提案段階のデザイン(未公開)」と明記したうえで、仮の文字だけでも実際の内容に近いものに置き換えておくと、完成のイメージが伝わります。
段階の書き方のひな形
| 完成品 | 公開した完成デザイン文字・画像はすべて本番のものに |
|---|---|
| ワイヤーフレーム | ワイヤーフレーム(検討段階)仮の文字・画像のままでよい |
| ラフ | ラフ案(3案のうちの1案)採用されなかった案なら、その旨も |
| 未公開の案件 | 提案段階のデザイン(未公開)仮の文字は、実際の内容に近いものに置き換える |
まとめ
ダミーの見落としは、ポートフォリオを通して見直せば防げます。提出前に、すべてのページの文字と画像を一つずつ確かめましょう。見直すときは、次の3つを確かめてみてください。
- 完成品に、仮の文字や画像が残っていないか
- ラフやワイヤーフレームに、段階が明記されているか
- 「テキストテキスト」「NO IMAGE」などを検索して見落としがないか
確かめたら、AIポートフォリオチェックでダミーが残っていないか確認してみてください。